くどせさんちのHappyレシピ
「さんまの紹興酒煮」
旬のさんまは塩焼きなど和のイメージがありますが、実は意外なことに中華や洋風の味付けとも好相性。今回は中華風のアレンジ煮つけを紹介します。
材料〈2人分〉
・さんま…2匹
・えのき…200g
〔A〕紹興酒…大さじ2
〔A〕オイスターソース…大さじ1
〔A〕ショウガ(せん切り)…1かけ分
〔A〕すりおろしニンニク…少々
〔A〕水…100g
トッピング
糸唐辛子・ごま・瀬戸内レモン…それぞれ適宜
作り方
【1】さんまは1匹を3等分の筒切りにし、内臓を菜箸などで取り除き、きれいに洗って、水気を取る
【2】鍋に〔A〕を入れて沸騰させ、【1】を加えて再沸騰したら周りにえのきを加え、ふたをして中〜弱火で煮汁が適度に煮詰まるまで煮る
【3】お皿に盛り付け、糸唐辛子、ひねりごま、輪切りにした瀬戸内レモンなど好みのトッピングを添える
ひとことコメント
酒・しょうゆ・みりんの定番の煮つけもおいしいですが、調味料を少し残っている紹興酒やオイスターソースに変えると、いつもとちょっと風味が変わる煮つけができます。辛味をプラスしたいときは、トウバンジャンやコチュジャンも活用すれば、冷蔵庫もスッキリ!秋の食材きのこも加えると、うま味も加わりさらにおいしくなります。
さんまは、皮に張りがあってキラキラと光り、くちばしが黄色やオレンジ、頭が小さく見えるものを選ぶと、脂が乗っています。
くどせ かずえ
料理愛好家。野菜ソムリエ、フードコーディネーター。趣味は冷蔵庫の中身とにらめっこしながら毎日の料理を考えること。アイデア料理が得意で、お料理・レシピコンテストでの受賞多数
(「リビングふくやま」2023年10月6日号掲載)