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※次回発行は10月18日号(ネット新聞は17日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.374
Q 骨の再生を促進する再生医療とは、どんなものですか。
上の奥歯を失って骨が大きく吸収されてしまった場合、前回(7月12日号)お話しした「サイナスリフト法」で上顎洞(じょうがくどう)に骨を増やす必要があります。
この時、骨の再生を促進させる目的で、人工骨の移植とともにPRPを注入することがあります。PRP(Patelet Rich Plasma)とは、患者さん自身の血液から抽出した血小板を多く含む多血小板血漿(けっしょう)のことです。血小板には、人間の体内で血を止めたり、血管を直したり、細胞を増やしたりする働きがあり、その中には骨の再生の源となる血管新生、線維芽細胞活性化、コラーゲン産生などを助けるさまざまな成長因子が含まれます。
ただし再生医療は、厚生労働大臣から認可を受けた、設備の整った病院でなければ提供できません。詳細は、かかりつけの歯科医院にご相談を。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2024年7月26日号掲載)
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