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※次回発行は10月18日号(ネット新聞は17日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.317
Q インプラント治療の成り立ちや歴史について、興味を持っています。いつごろから始まったのでしょうか。
A インプラントの歴史は、第二次世界大戦のころまでさかのぼることができます。「戦争で手や足を失った人に対して、骨にじかに結合することができる義手や義足が作れないか」と考えられたのが発端です。
当時の人々はまず、どんな金属であれば骨に直接結合できるのか…ということを調べました。金・銀・銅・鉛など、あらゆる金属が試されましたが、結果的に「チタン」だけが骨に強固に結合するということが分かりました。
このような研究により、戦争などで手足がなくなった人に対して、義手や義足の接続部としてチタンの金属を利用し、失った体の一部を補う「インプラント」が発明されるに至ったのです。
次回は引き続き、インプラントの歴史についてお話しする予定です。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2022年3月11日号掲載)
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