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※次回発行は12月6日号(ネット新聞は5日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.281
Q: 入れ歯はえずくので、使えません。インプラント治療に興味はあります。失敗することがあると聞いたのですが…。
A: 入れ歯でよく噛めない、入れ歯をはめると嘔吐(おうと)反射が強くえずく、または、失った歯の両隣の歯が健全で、両隣の歯を削りたくないなどの場合、インプラントは良い治療法です。しかし、最近では治療の弊害などがマスコミで多く取り上げられているのも事実。一番大事なのは、治療に臨む前に、なぜその歯が失われたのかよく分析し、歯がない部分だけではなく、お口の中全体のバランスを考え、治療を計画することです。
インプラントの被(かぶ)せ物は時間とともに摩耗したり、壊れることもあるので、10年、20年、30年先の治療計画を立てることも重要です。一生の付き合いになりますから、これらのことをきちんと説明してくれる歯科医院を選びましょう。
次回は、インプラント治療を失敗しないための注意点についてです。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2020年9月11日号掲載)
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