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※次回発行は12月6日号(ネット新聞は5日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.263
Q:マイクロスコープを用いた歯科治療とはどんなものなのか、教えてください。
A: マイクロスコープとは、手術用顕微鏡のことを指します。医科においては、脳外科や形成外科などの非常に細かく精密な手技が必要となる分野に古くから使われてきました。近年では歯科においてもマイクロスコープが用いられるようになってきており、そのほかにも、メガネに直接つけるタイプの拡大鏡も広く使われるようになってきています。
歯科治療は口腔(こうくう)内という視野が確保しにくい領域で細かい手技が必要となりますので、治療部位をはっきり見ることができるマイクロスコープは非常に有用です。ただし、非常に高額であり、用いるのに高い技術が必要となるため、一部の歯科医院でしか用いられていないのが現状です。
次回は歯科においてのマイクロスコープの利用について、詳しくお話をします。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2019年12月13日号掲載)
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