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※次回発行は12月6日号(ネット新聞は5日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.260
Q:前回(10月11日号)に続き、口のエイジングケアについて、伺います。
A: 出っ歯になった、寝苦しくなってきた、耳の周りに不快症状がある、口の周りのシワが深くなった、頬にたるみを感じるようになったなどの症状は噛み合わせのバランスが崩れた結果として起きる老化現象。奥歯が抜けたり、歯周病で奥歯がぐらぐらして、噛み合わせの高さが低くなった場合、前歯の負担が強くなって、前歯が出っ歯になったり、口の中が狭くなって息苦しくなったり。さらには、顎の関節が耳の周りを圧迫することで、さまざまな不快な症状が出てきます。
奥歯の噛み合わせをしっかり作り直してから、前歯の噛み合わせもきれいにする治療を。口全体の治療は、歯周病の手術や歯茎の整形をするなどすれば、口元の印象が若返ります。ただし、口全体のバランスを整える治療は治療期間が長くなりますので、かかりつけの歯科医師と治療について十分相談してください。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2019年10月25日号掲載)
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