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このコラムは、山本醫院院長・山本裕先生に伺っています。|福山リビング新聞社が運営する女性のための生活情報サイト 福山のイベント・グルメ・エンタメ・お出かけ情報満載!

下肢静脈瘤の歴史について

Q:下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)は、太古の昔からある病気と聞きました。詳しく教えてください。

 
A: 下肢静脈瘤は人類特有の病気で、人類が直立歩行するようになったために生じた疾患と考えられています。古代エジプトのパピルス(紀元前1550年頃)には静脈瘤に関する記録があり、そこには、静脈瘤の手術に関するアドバイスも述べられているそうです。しかし、絵や彫刻で残されているものは少なく、その記載がどこまで静脈瘤に関係したものかは、未だによく分かっていません。
 実際に彫刻や絵で下肢静脈瘤が示されている、現時点で最古のもの(紀元前4世紀)とされているのは、アテネのアクロポリスの麓で発見された奉納銘板です。静脈瘤が治ったことに感謝しアミノス医師に捧られたものとされています。下肢の内側に蛇行した静脈が確かに認められます。 
 静脈瘤について、より正確で、興味深い著書を残したのは古代ギリシャの医師、ヒポクラテス(紀元前460年〜377年頃)で牋紊良祗瓩噺世錣譴覦梁腓平擁です。
 ヒポクラテスは、下肢静脈瘤と下腿(かたい)潰瘍について次のように書いています。「静脈瘤は思春期前には起こらない。下腿潰瘍では、立位は良くない。乗馬などのためいつも脚を下にブラさげた姿勢でいる人には、下腿潰瘍が多い。静脈瘤の治療には圧迫包帯を用いる。静脈瘤に小さな穴を開けるとよい時もあるが、切開部をそのままにしておくと潰瘍になる危険がある」。このような記述は、現在でも通用する正しい見解といえます。
 
山本裕(ゆたか)先生
 
【この記事の問い合わせ】
山本醫院 福山市引野町北2-8-28
TEL:084(943)2777

※このコラムは、山本醫院院長・山本裕先生に伺っています。
(「リビングふくやま」2017年5月13日号掲載)
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