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土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.136
Q:前回(7月12日号)に続き、インプラント治療を始める前に考慮しなければならないことについて、お話を伺います。
A: インプラント治療を始めたら、インプラントとは一生の付き合いになります。自分できちんと歯磨きができて、定期検診に通えるなど、良好なメンテナンスが継続できれば問題ないのですが、高齢となり、日常生活に介護が必要になったときは、介助者がメンテナンスしやすいようなインプラントの形態に修正しなければなりません。
今では上に4本、下に4本のインプラントを埋入すればすべての歯を作ることができますから、インプラント治療を始める前に、「なぜこの歯が悪くなったのか?」を考察し、「今後何が起こりうるか?」を予知した上で、長期的な治療計画を立てなくてはなりません。かかりつけの歯科医院と十分に相談した上で、10年後、20年後、30年後の日常生活活動度を見据えた治療計画が必須になります。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2014年7月26日号掲載)
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