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※次回発行は12月6日号(ネット新聞は5日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.110
Q:噛み合わせと体のバランスについて伺います。
A: 噛み合わせは、体のバランスを整える上で重要であると、近年脚光を浴びています。実際、噛み合わせが良い高齢者は、噛み合わせが悪い高齢者に比べ、転倒リスクが低くなるという研究結果も報告されています。転倒で骨折してしまうと寝たきりになるケースもありますから、転倒予防はとても大切です。
成人の頭の重さは5.6kg。さまざまな筋肉により頭蓋(ずがい)骨が頸椎(けいつい)の上にバランスよく位置づけられていて、重さを感じることはありません。この頭位のバランス維持に下顎(あご)を支えるさまざまな筋肉や噛み合わせが重要な働きをしています。
下顎の位置がずれると深噛みになり、噛み合わせが悪くなります。すると、口の中が狭くなり、舌がのどの奥に追いやられていびきや眠りが浅くなることもあります。このような症状がある方は、歯科医院に相談されることをお勧めします。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2013年6月15日号掲載)
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