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※次回発行は12月6日号(ネット新聞は5日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.79
Q:インプラント手術当日に、すぐ仮の歯で噛(か)める治療法があると聞いたのですが?
A:通常、インプラント(人工歯根)を顎(あご)の骨の中に埋め込む手術を行うと、インプラントが顎の骨としっかり結合するのに、上顎では約6〜8カ月、下顎では3〜4カ月かかります。この期間に埋入したインプラントに咬合(こうごう)力が加わると、せっかく埋め込んだインプラントがだめになる場合があります。そのため、この間はインプラントを埋入した部分に歯を入れることができません。この数カ月が、噛みにくい苦痛な期間となります。
これらの問題を解決するため、即時荷重(1Dayインプラント)という治療法が近年開発され、盛んに行われるようになってきました。当歯科医院でも、約10年前から1000本以上のインプラントを延べ200人以上の患者さんに行っている治療法です。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2012年2月25日号掲載)
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