福山リビング新聞社が運営する女性のための生活情報サイト 福山のイベント・グルメ・エンタメ・お出かけ情報満載!
※次回発行は10月18日号(ネット新聞は17日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.347
Q 前回(5月26日号)に引き続き、インプラント治療(手術時)に行う「静脈内鎮静法」などについてお聞きします。
インプラント治療を受けられる患者さんには高齢の方が多いため、治療(手術)を行う際には、一時的な局所麻酔ではなく、静脈内鎮静法などの全身管理を行なった状態で治療を行う必要があります。これは、高血圧、糖尿病、脳梗塞、狭心症のような何らかの基礎的な病気を持っている患者さんが多いため。もちろん高齢でなくても持病のある場合は、こうした全身管理は必須です。当院でも岡山大学麻酔科の教授にお願いし、静脈内鎮静法などの全身管理を行い、インプラント手術を行っています。
手術中に問題が起こらないようにするために、まずはかかりつけ医で持病をしっかりコントロールした上で、インプラント手術を安全に行うことが重要です。インプラント治療を受ける際は、かかりつけの歯科医院でよく相談してください。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2023年6月9日号掲載)
COPYRIGHT FUKUYAMA LIVING SHINBUNSHA ALL RIGHT RESERVED.