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このコラムは、毎月2回、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。 | 福山リビング新聞社が運営する女性のための生活情報サイト 福山のイベント・グルメ・エンタメ・お出かけ情報満載!

土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.318

 Q 引き続き、インプラント治療の歴史について教えてください。

 A 前回(3月11日号)お話ししたように、第二次世界大戦のころに、戦争によって失われた手足を補う新しい方法を…と、インプラントは発明されました。
 インプラントは、スウェーデン出身の整形外科医・ブローネマルク博士が考案しましたが、スウェーデンは第二次世界大戦に参戦していません。インプラントという世紀の大発明をしたにもかかわらず、義手や義足の需要は少なく、彼はもっとたくさんの需要はないものかと考えました。そこで、手足の代替案として考えられたのが「歯」でした。当時、入れ歯で困っている人がたくさんいたのです。
 顎の骨にチタン製の人工歯根(インプラント)を埋入することでそのインプラントを固定元にして、歯を作り、もう一度、歯があった頃のように、噛(か)めるようにしようという研究が行われるようになったのです。

 

土屋浩昭先生
 
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701

※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2022年3月25日号掲載)
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