福山リビング新聞社が運営する女性のための生活情報サイト 福山のイベント・グルメ・エンタメ・お出かけ情報満載!
※次回発行は10月18日号(ネット新聞は17日アップ)です 土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.377
Q 入れ歯を入れるとえずくので、インプラント治療に興味があります。しかしインプラントは失敗することがあるとも聞き、少し不安です。
入れ歯でよく噛(か)めない、入れ歯をはめると嘔吐(おうと)反射が強くえずく、または、失った歯の両隣の歯が健全で、両隣の歯を削りたくないなどの場合、インプラントは良い治療法であると断言できます。しかし、大きなメリットがある一方で、デメリットがあるのも事実です。
歯科医師は、患者さんとよくお話をして、なぜその歯が失われたのかを分析し、歯がない部分だけでなくお口の中全体のバランスを考えた治療を計画することが大切。インプラントの被(かぶ)せ物は時間とともに摩耗したり壊れることもあり、10年、20年、30年と将来にわたる治療計画を立てる必要があります。
インプラントとは一生の付き合いになるため、これらをきちんと説明してくれる歯科医院を選ぶことが重要です。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2024年9月13日号掲載)
COPYRIGHT FUKUYAMA LIVING SHINBUNSHA ALL RIGHT RESERVED.