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下肢静脈瘤になりやすいのはどんな人？
Ｑ 下肢静脈瘤（りゅう）には、どんな人がなりやすいのですか。
Ａ 下肢静脈瘤になりやすい人を、次に挙げてみます。�’タ院�出産 妊娠するとホルモンの影響により静脈が拡張して逆流防止弁がうまく閉じなくなったり、胎児によって静脈が圧迫されて血液が心臓に戻りにくくなったりして、下肢静脈瘤が発症しやすくなります
�⇔�ち仕事の人 足を動かさないで、長時間立ちっぱなしでいると、足の筋ポンプ作用が働かないため、足の血液が静脈内にたまって、静脈瘤ができやすくなります
��親やきょうだいに下肢静脈瘤がある人 静脈瘤は遺伝性の疾患とされています。両親とも静脈瘤があると90％、片親だと25％〜60％の割合で発症するといわれています
�そ�性 女性は男性の１〜３倍も下肢静脈瘤になりやすく、30歳以上の女性の60％に静脈瘤が認められたという報告もあります
�ッ羚眷� 年齢を重ねると、静脈の逆流防止弁が壊れやすくなったり、筋肉が減少してふくらはぎの筋ポンプ作用が弱くなり下肢静脈瘤ができやすくなります
�Ρ親杏埖�・肥満の人 運動しないと足の静脈の流れが滞り、筋力低下から、ふくらはぎの筋ポンプ作用の働きが悪くなります。また体重が増えると下肢の静脈にかかる圧が高くなり、下肢静脈瘤が起こりやすくなります
 大伏在型下肢静脈瘤 |
山本裕（ゆたか）先生
【この記事の問い合わせ】
山本醫院 福山市引野町北2-8-28
TEL：084（943）2777
※このコラムは、山本醫院院長・山本裕先生に伺っています。（「リビングふくやま」2021年3月12日号掲載）
