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土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.166
Q:前回(10月10日号)に続き、「食欲の秋」について。
A: 前回は、食欲の秋というテーマで、一般的に秋は食欲が増すことについてお話ししました。今回は、食欲の秋に食べ過ぎないようにするための対処法についてです。
まず基本中の基本ですが、よく噛(か)んで食べることが大切です。よく噛んで食べることで食欲をコントロールできることが知られています。さらに脳の働きが活発になり、神経ヒスタミンの量が増えます。神経ヒスタミンは満腹中枢や交感神経を刺激し、脂肪細胞から分泌される食欲を抑えるレプチンというホルモンの分泌も刺激します。また、満腹中枢を刺激するために時間をかけてゆっくり食べることも食べ過ぎ防止のコツです。
もちろん歯や噛み合わせに不調がある場合は、ゆっくり時間をかけて、しっかり噛むことはできません。定期的にかかりつけの歯科医院に通うことで、きれいな歯と一緒に健康な体を手に入れることができるでしょう。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2015年10月24日号掲載)
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