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土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.125
Q:八重歯が生えて、歯並びが悪いのですが、八重歯を抜いたほうがいいのでしょうか。
A: 八重歯とは犬歯のことで、噛み合わせの基本となる歯です。歯並びが悪いからといって、抜くことはありません。
八重歯があると可愛いというイメージがあるかもしれませんが、放っておいたらどうなるでしょうか。窮屈なスペースに犬歯が生えるので歯並びがガタガタになります。また、汚れがたまりやすくなり、歯周病や虫歯にもなりやすくなります。
八重歯があるのならばきちんと矯正治療を行って、機能的、審美的に問題がないようにして一生使えるように治療を行うのが良いでしょう。
歯並びが悪く矯正治療をする場合、通常は犬歯の後ろの小臼歯を抜いてスペースをつくり、歯を並べます。歯並びは小児期に決まりますので、虫歯のチェックだけでなく、永久歯列がきちっと並ぶように、かかりつけの歯科医院で管理をしてもらいましょう。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2014年2月8日号掲載)
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