福山リビング新聞社が運営する女性のための生活情報サイト 福山のイベント・グルメ・エンタメ・お出かけ情報満載!
土屋先生の噛めるはな歯(し) vol.83
Q:前回(4月14日号)に続き、失敗しないインプラント治療の選択について説明していただきます。
A:インプラントは新しい治療法のように聞きますが、歯科に応用されて50年近く経過しています。その中でさまざまなインプラントが研究、開発され、データの蓄積が行われています。そこからインプラントによって、臨床成績に差を認めることも明らかになりました。当然、それは価格にも反映されるため、廉価なインプラントには注意が必要なこともあります。インプラントは適切に用いれば、非常に有用な治療法です。事実、多くの患者さんが満足をされています。
マスコミを中心に騒がれているトラブルは、インプラント治療全体から見るとごくごく一部です。インプラントの有用性については取り上げておらず、情報が偏って伝わっているようにも思えます。リスクを案ずることは必要ですが、一度歯科医院で相談されると良いでしょう。
【この記事の問い合わせ】
土屋歯科医院 御船町1-12-6
TEL:084(931)5701
※このコラムは、私たちの大切な歯について、土屋歯科医院理事長・土屋浩昭先生に伺っています。毎月2回掲載。
(「リビングふくやま」2012年4月28日号掲載)
COPYRIGHT FUKUYAMA LIVING SHINBUNSHA ALL RIGHT RESERVED.